動画で振り返る月刊ひとり芝居12月号

2019年1月22日

動画で振り返る月刊ひとり芝居12月号

あけましておめでとうございます。冬風厳しき折柄ですが、いかがお過ごしでしょうか。

もはや2019年も20/365が経ってしまいました。約分するとほぼ1/18ですね。時の速さに度肝を抜かれる毎日です。もう今年も終わるな、といった気概です。

 

さて、先月の「長谷川恒希の月刊ひとり芝居12月号」、年末だというのにもかかわらず、たくさんの方にご来場頂きました。本当にありがとうございます。

各演目のダイジェストと共に、ちょっと振り返らせてください。

 

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1本目、「風呂上りにバレた男」

この演目は、風呂から上がると、どうやら同棲している彼女に携帯を見られ、浮気がばれてしまったらしいということに気づいた男が、なんとかその場をやり過ごそうと慌てふためく姿を描きました。

 

風呂から上がった瞬間、「いつもの彼女と何か違う」、そんな”臭い”を嗅ぎ分けてしまった時の、なんというか、身近な人が「遠い」瞬間、誰にでも見覚えがあるんじゃないでしょうか。

人の携帯なんて、見ても不安になるだけでなんにもいいことないですよね。

演目中のセリフにもありますが、「疑わしいと思って携帯を見た時点で、どんな情報も全部浮気の証拠に書き換えられる」んですね。

人ってわざわざ自分から不安になりにいくみたいな完全な脳と心のバグがあって、でもそのバグがあるから人間は面白い!そんなことを感じた演目でした。

そして2本目、「大家族のお母さん」

この演目は、文字通り、大家族のお母さんが、 4人の子供と旦那、その父の計7人家族との生活のあれこれの中でもみくちゃになりながら奮闘するという、「現実世界で自分で作る【家族】」というものになかなかイメージの湧かない僕には、非常に悩ましく、最後の最後に完成した演目でした。

 

おじいちゃんの保険証が見つからず、冬休みが終わるというのに宿題の終わってない子供に微妙なぎりぎりのラインで言葉を選び子供を叱りつけ、それでも家族が大好きな、家族が大好きな分だけしんどい、しんどいけど家族からは離れられない、そんな諦めにも似た「母親」の頑張り具合を今の自分の範囲の中で表現してみました。

 

家族って本当に素晴らしい。きっとそのストレスさえもあの世に行けば愛おしくなるはず。

余談ですが西川先生は本当にお痩せになりましたね。

3本目のみ旧作で、「地元で寿司を食べる男」

年末の疲れか、ムービーで見ると非常に精彩を欠いてますね笑 反省。

これに関しては、2018年をすべて象徴するような演目で、どうしてもやりたかったというか、やらざるを得なかった演目でした。

大人になれば、自然と、浅い付き合いと、そうじゃない重くて深い付き合いの二つが、明確に分かれます。

そんな後者との別れを、どう乗り切るのか、そんなことがテーマです。

2018年はたくさんの別れがあり、その真っ只中にできた演目です、詳しく書きたいんですけどネタバレになりすぎるので生で見てください、これは定期的にやると思います。


以上3本の演目を、転換中にトークを挟みながら約1時間。

ずいぶん真面目に書いてるんですけど、内容は非常にくだらないリアルなふざけたことをやってます。

非日常を求めて来てくださる方には申し訳ないんですが、僕はこのライブの中で出来る範囲の中で、最高潮にリアルな日常を描いています。そして本当はその日常の中に、本当に面白いものがひっそりと佇んでいるんじゃないかと、そう思っています。

 

非日常しか楽しめなければディズニーランドとか花やしき行くしかないですけど、日常を楽しめるようになれば、毎日がディズニーランドとまではいかなくてもサンリオピューロランドです。

 

今年は地元釧路を始めとして、東京以外でも各地方を回ってひとり芝居の公演をやらせていただきますので皆様よろしくお願い致します。

 

そして、今年は、まだ発表できないんですけど大がかりな動きを、みなさまと作っていけたらなと、思っております。

また、ここで、発表させてください。

 

それでは、インフルエンザ流行ってるので気を付けてくださいね。かかってる人は、僕に移さないでくださいね。

嘘です、早く治してください。心配しています。

 

それでは今度こそさようならまた逢う日まで。